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光るゲーミング PC を組んだ

私物でメインマシンの MacBook Pro が 2012 年モデルで流石に厳しくなってきたのと、PC ゲームでやってみたいタイトルがあったのでゲーミング PC を組んだ。

BTO にするか、自分で組むか迷ったけど、 ゲーム友達の pinko さんが自作 PC を組んだ記事 を見てたら、自分で好きなパーツを組み合わせて、更に光らせたくなったので自分で組むことにした。

パーツ構成

光り方を統合して制御するためのソフトウェアが各メーカーから出ていて、今回は ASUS の Aura Sync を使うことにしたので、最初にケースを選んでから Aura Sync 対応と値段と性能のバランスを見ながらパーツを選んだ。最終的な構成は以下で、Fractal Design と ASUS で揃える感じになった。

  • ケース: Fractal Design Define 7 Compact (Light Tempered Glass)
  • 電源: Fractal Design ION+ 760P
  • マザーボード: ASUS ROG STRIX B550-F GAMING (WI-FI)
  • GPU: ASUS DUAL-RTX2060-O6G-EVO
  • CPU: AMD Ryzen 5 3600
  • クーラー: Fractal Design Celsius+ S24 Prisma
  • メモリ: G.Skill F4-3600C16D-16GTZNC
  • SSD: Western Digital WD BLUE 3D NAND SN550

パーツを選ぶにあたって、今どきの PC 事情が何も分からなかったので、pinko さんに倣って本を買って読んだり、レビューサイトを見て雰囲気を掴んだりした。レビューサイトは 自作とゲームと趣味の日々 さんがとても詳しいので、欲しいパーツがあったらレビュー記事を探すという感じで眺めていった。

パソコン自作の教科書 amazon.co.jp

ケース

ケースは入れたい GPU をベースにサイズを決めた。当初検討していた RTX 30 シリーズや、今回買った RTX 2060 の中でも Aura Sync 対応の ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING あたりは 大体長さ300mm前後になってくる。つまりめちゃくちゃデカいので、ミドルタワーの中で小さめのものを探した。今回は光らせるので、側面がガラスになっていて、見た目が気に入った Fractal Design の Define 7 Compact にした。スカンジナビアデザインを光らせていく。

Fractal Design Define 7 Compact Black TG amazon.co.jp

電源

ケーブルがふにゃふにゃで取り回ししやすそうなのと、変換効率が良いので Fractal Design で揃えた。構成的には 500W ちょっとあれば足りるので最初 660W のやつを買ったのだが、マザーボードが CPU 電源ケーブルを2本要求するのに対して、下調べ不足で電源ユニットには1本しか付属してなかったので、2本付いてる 760W で買い直した。

Amazon で買ってたので、理由を添えて 660W の方を返品できるか問い合わせたらすぐ返品させてくれた上に、こちらのミスなのに返送料も Amazon 負担で、ウェブでの買い物体験的には最高だった。そして申し訳なかった。

Fractal Design ION+ 760P amazon.co.jp

マザーボード

マザーボードの規格は幾つかあるが、選んだケースが主要な規格ならどれでも入るので、一番でかくて拡張性がある ATX 規格で、Bluetooth と Aura Sync に対応しているものにした。チップセット的には前世代の B450 でもファームウェアアップデートで今回買った第3世代 Ryzen や PCIe4 に対応しているものがあるが、アップデートされているかどうかはメーカーによってまちまち、かつ通販だとファームウェアアップデート済のロットが届くか分からないので、最新世代の廉価ラインということで B550 にしておいた。

あとは、既に持ってるキーボードとマウスが Bluetooth で複数機器を切り替えられるやつなので、Bluetooth とついでに Wi-Fi にも対応している ASUS ROG STRIX B550-F GAMING (Wi-Fi) にした。

ASUS のマザーボードはサイバーテキストパターンということで中国語や日本語の文字列を基板上に書いてるのだが、B550-F は「ROG に参加せよ」と大きめに書いていて日本語ネイティブ的にはちょっと辛い。参加します。

ASUS ROG STRIX B550-F GAMING (WI-FI) amazon.co.jp

GPU

9月に発表された RTX 30 シリーズという GPU があり、一番低廉な RTX 3070 ですら前世代の RTX 20 シリーズのハイエンドモデル RTX 2080Ti(15万円くらい)を超える性能、かつリファレンスモデルが 499 USD というヤバい進化を遂げているので、これのオーバークロックモデルで Aura Sync 対応の ROG-STRIX-RTX3070-8G-GAMING を狙っていた。が、9月中旬に発売された RTX 3080 の様子を見ている限り、メーカー問わず供給がとても厳しそう(発売日の秋葉原の各店舗の入荷数が2個とか)なので一旦諦めて RTX 2060 で組むことにした。

更に RTX 2060 なら価格がこなれているモデルでいいか、ということでハイエンド寄りな ROG STRIX ではない2連ファンモデルにした。光らないと思ってたけど、側面のスリット部分だけ光る。控えめでこれはこれで良かった。

ASUS DUAL-RTX2060-O6G-EVO amazon.co.jp

CPU とクーラー

10年前の自作知識だと「とりあえず Intel でしょ」という感じだった気がするが、今は AMD の Ryzen が勢いあるらしいので興味本位で Ryzen 5 3600 にした。

Ryzen は CPU クーラーが付属するのでそのまま使うつもりでいたのだが、当初検討してた Ryzen 7 3700X と違って Ryzen 5 3600 のクーラーは光らないのだった。更に、組み上げてしばらく使っていたら、CPU 温度がアイドル時で 60 ℃超え、なにか作業すると 80 ℃超えになっていて付属のクーラーでは全然冷えてない事に気づいた。

調べてみたら Ryzen 5 3600 は発熱しやすいらしく、サーマルスロットリング(高温になるとクロック周波数を落として発熱を抑える機能)が発動する 95 ℃まで全然遊びがない状態になっていたので、ケースと同じメーカーの Fractal Design Celsius+ S24 Prisma で簡易水冷にしてみた。流石に簡易水冷だとアイドル時で 40 ℃、何かしている時で 50 ℃台までは下がったので、とりあえず大丈夫そう。

AMD Ryzen 5 3600 amazon.co.jp
Fractal Design Celsius+ S24 Prisma amazon.co.jp

メモリ

Aura Sync 対応で有名どころらしい G.Skill F4-3600C16D-16GTZNC にした。一応アクセスタイミングも高速寄りな CL16 にしてみた。が、この記事を書いていて、クロック周波数を 3600MHz にするのを忘れていた事に気づいた(オーバークロックメモリは BIOS で専用のプロファイルをロードしないと定格周波数で動作する)ので後でやる…。

G.Skill F4-3600C16D-16GTZNC amazon.co.jp

SSD

マザーボード的には最新世代で読み書きがめちゃくちゃ早い M.2 NVMe Gen4 対応だが、今の所そこまでスペックを求めなくても良いのと、NVMe Gen4 は発熱の割に体感的な読み書き速度にはそんなに変わらないようだったので、自作とゲームと趣味の日々さんお勧めの Western Digital WD BLUE 3D NAND SN550 にした。

青いので周りのパーツと比べて目立ったら嫌だなと思ってたけど、M.2 規格の SSD は発熱するのでマザーボードにヒートシンクが搭載されていて、ヒートシンクに本体が隠れるので色は関係ないのであった。

SSD といえば 2.5インチのイメージだったので、M.2 SSD は昔のメモリみたいな見た目で 1TB 当たり前という世界になっていて感心しきり。

Western Digital WD BLUE 3D NAND SN550 amazon.co.jp

組み立て

基本的にケースとマザーボードの説明書を見ながら組み立てて、2,3時間くらいで組み上がった。

一番難しかったのは、CPU 付属のクーラーが、クーラーとマザーボード裏のブラケットで CPU を挟み込むようにして固定するのだが、ネジの長さがギリギリで四隅のネジのどこかが届かなかったり、最終的にかなり力を入れて挟み込んだりしたので CPU が壊れそうで怖かった(そして結局後で簡易水冷に交換した)。

パーツを組み上げるまではまぁまぁスムーズだったのだが、電源ユニットを入れる空間と裏面の配線スペースが狭いので電源ケーブルを曲げて詰め込んでもマザーボード裏のカバーが閉まらず、電源ユニットを付け外ししたり、ケーブルを付け外ししたり、結局ケースのストレージベイを外したりして、カバーが閉まるまでに手間取った。ストレージベイ無しでも M.2 SSD をもう一枚と、2.5 インチ SSD をもう2つ搭載できるので、困ることは無さそう。

ということで光った

側面がガラスのケースなので、デスク上で光る様子が見えて楽しい。Aura Sync でゲーム中に画面の色に合わせたり、音楽に合わせて光らせたりできる。

完成して元気に光っている様子

完成して元気に光っている様子

今後

適当な 2.5 インチ SSD を2つ使って RAID 構成を作ってみたい。